エルビウムヤグレーザー

また、口内炎や急性の歯肉の腫れにも有用とされています。当院ではこの治療の他に、積極的に歯周外科へ使用しています。また、審美歯科治療として歯肉の色素沈着(メラニン色素沈着症:歯肉の黒ずみ)の除去・改善も行っています。
◆レーザー治療を受診できる歯科医院をご覧ください。 → エルビウムデンタルレーザーアカデミー
こんな時にレーザー治療

歯周病の急性症状などにみられる歯肉の腫れや痛みに対し、レーザーを照射することで症状の改善、緩和を行います。また、歯周ポケット内にレーザーを照射することにより炎症を軽減させることが可能です。ただし、歯周病治療に対しては、従来の歯周治療との併用療法が必須となります。


むし歯ではないのに冷たい物がしみる。それは歯肉が退縮し、本来歯肉に隠れているはずの歯根が露出し発症する知覚過敏による痛みかもしれません。エナメル質が削れたり欠けたりすることで象牙質が露出し、象牙細管を通して刺激が直接神経へ伝わることで痛みを引き起されるのが知覚過敏症です。レーザー治療は初期の知覚過敏症に有効な治療法です。露出した象牙質にレーザーを照射し外部からの刺激に反応しにくくします。
また、口内炎や口角炎にもレーザーを有用です。患部にレーザー照射し表層に痂疲様物を形成させ、擦過などの刺激から患部を保護します。治療時の痛みもほとんどありまなく、治癒期間も短縮されます。
